山口編
〜動 機〜 |
夏の大会も近づいてきています。大会の前に行われるのが、組合せ抽選。抽選はくじで行われるので、公正無比なもの。高校野球では、1シーズンに秋季・春季・夏季の3大会が行われます。ですから、3度の組合せ抽選が行われている訳です。その組合せが、新聞などに掲載される度に、私がまず第1にチェックするのは、自分のひいきの高校の対戦相手。対戦相手が強豪と言われる格上の高校であれば、「くじ運が悪いなぁ」と嘆き。逆に、格下の対戦相手であれば、「ラッキー、くじ運がいいや」と喜ぶ。そして、次にチェックするのが他校の組合せ。強豪同士が激突する好カードはないかと、1回戦の対戦を見回す。しかし、1回戦からの好カードというのは、少ないようでなかなか見つけることはできない。また、ひいきの高校の対戦と好カードのチェックをしている最中に、「また、この高校とこの高校が1回戦から当たっているよ。よく当たるなぁ」という対戦カードを見つけることがある。以上のように、くじによって決定される組合せで感じた私の4つの疑問をデータをもとに検証してみたいと思います。 |
■検証項目 |
|
■検証データ |
山口県の1997年度から2000年度会長大会までの計15大会の地区予選1回戦の対戦を検証データとし、検証は岩柳・防徳・山宇萩・下関の地区別に行っています。
|
■文中・表中で頻繁に使う用語説明 |
|