島根県編

島根の全試合(464)のスコア別試合数が分かります。右クリックの新しいウィンドウで開くと参照しやすいです。

 

1位・2位は9−2,10−0のコールド相当のスコアが占めています。同率2位の5−4から同率6位の4−3までは接戦のスコアが占めています。ベスト10のスコアを見て感じたことは、コールド相当のスコアと1・2点差の接戦のスコアに二分されていることです。5−0とか4−1など3・4点差の中間的スコアがありませんね。こういう傾向は全県で見られるのですが、中間的スコアが一つもないのは島根だけです。
因みに、全試合の平均スコアは「8.4−3.0」です。

 
順位 スコア 試合数 比率 順位 スコア 試合数 比率
1 9-2 19 4.1% 6 7-6 12 2.6%
2 10-0 15 3.2% 6 4-3 12 2.6%
2 5-4 15 3.2% 8 8-1 11 2.4%
4 5-3 13 2.8% 8 2-1 11 2.4%
4 3-2 13 2.8% 10 12-2 10 2.2%
 

完封試合率15.7%は、高知・香川・鳥取・徳島を含めた5県の中では最低の数値です。完封試合が少ない原因は、島根が打線上位だからなのか、それとも投手力が弱いからなのか定かではありませんが、興味深いですね。1位に5回コールド試合と思われる10−0のスコアがランクされ、2位に7回コールド試合と思われる7−0のスコアがランクされているのも、偶然だと思いますが、勝利校にとってコールドで勝つには一番効率的・経済的なスコアですね。たいした分析ができなくて済みません。不思議なことに、島根には1−0というスコアの試合はありませんでした。

 
順位 スコア 試合数 比率 順位 スコア 試合数 比率
1 10-0 15 3.2% 5 9-0 5 1.1%
2 7-0 9 1.9% 7 5-0 4 0.9%
3 8-0 7 1.5% 8 13-0 3 0.6%
4 4-0 6 1.3% 8 6-0 3 0.6%
5 11-0 5 1.1% 8 2-0 3 0.6%
9通り 13 2.8%   73 15.7%
 

19.2%は香川の19.5%についで高い数値です。数字上からは、島根は香川と同じくらい接戦が多いと言うことはできると思います。では、どちらの県が上位校と下位校の実力差が小さいかといえば、島根の完封率が15.7%に対して香川が24.1%であることから考えれば、完封試合率の低い島根の方が実力差が小さいということができるかもしれませんね。最後に、島根の特徴として挙げられるのが、7−6が12試合,8−7が8試合,9−8が5試合,10−9が2試合,11−10が1試合と打撃戦あるいは乱戦と思われる1点差試合が多いことでしょうか。統計上の数値を出していないので、確かなことはいえませんが、そんな気がしたものですから。

 
順位 スコア 試合数 比率 順位 スコア 試合数 比率
1 5-4 15 3.2% 6 6-5 10 2.2%
2 3-2 13 2.8% 7 8-7 8 1.7%
3 7-6 12 2.6% 8 9-8 5 1.1%
3 4-3 12 2.6% 2通り 3 0.6%
5 2-1 11 2.4%   89 19.2%
 
  • 1997年度夏季大会2回戦・開星高校 25−0 飯南高校(25点差)

 

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