高知県編

高知の全試合(353)のスコア別試合数が分かります。右クリックの新しいウィンドウで開くと参照しやすいです。

 

10−0,7−0,8−1といった大差のスコアが3位までを占めています。1位の10−0の22試合というのは、5回コールドゲームが多いということだろう。同様に、2・3位の7−0,8−1のスコアも7回以降のコールドゲームが大半だろう。高知の場合、上位校と下位校の間に位置する中位校というべきチームの数が少ないことが、大差のゲームが多い原因のような気がする。
因みに、全試合の平均スコアは「8.6−2.1」です。

 
順位 スコア 試合数 比率 順位 スコア 試合数 比率
1 10-0 22 6.2% 5 5-3 9 2.5%
2 7-0 15 4.2% 5 5-2 9 2.5%
3 8-1 14 4.0% 8 6-0 8 2.3%
4 3-1 10 2.8% 9 11-0 7 2.0%
5 8-0 9 2.5% 9 7-6 7 2.0%
 

完封試合率32.3%という数字は、3試合に1試合が完封試合ということになる。完封試合が達成される条件としては、勝利校の投手がプロも注目するような絶対的力を持っている場合と相手打線との力関係において相対的に優っている場合とがある。後者の場合、必ずしも勝利校の投手が好投手というわけではなく、相手打線が弱いために完封できたということもできる。高知の場合、毎年のようにプロも注目するような好投手を多く輩出しているとはいえ、それだけでは32.3%という異常に高い完封率には結びつかない。検証その1でも述べたように、上位校と下位校の戦力が「両極分解」しているように思う。明徳・高知商・高知の高知3強は全国でもトップレベルの実力を有しているのは周知のことだが、だからといって高知の高校野球のレベルが高いとは即断できない。逆に検証その1.2の数値を見る限り、全体としてはレベルは低い気がする。

 
順位 スコア 試合数 比率 順位 スコア 試合数 比率
1 10-0 22 6.2% 6 9-0 6 1.7%
2 7-0 15 4.2% 7 4-0 5 1.4%
3 8-0 9 2.5% 7 2-0 5 1.4%
4 6-0 8 2.3% 7 1-0 5 1.4%
5 11-0 7 2.0% 14通り 32 9.1%
  - - -   114 32.3%
 

野球観戦する上で、一番面白いと言われるスコアの7−6が7試合で一番多いようです。2位にも、6−5,5−4のスコアがランクされています。こういうスコアの試合は、試合が二転三転するなどスリリングな展開が多いですよね。2−1,3−2,1−0などの投手戦は、野球の通の方には見ごたえがあるかもしれませんが、私のようなど素人ファンには7−6などのスコアで、ミスの少ない打撃戦は見ていて楽しいですね。

 
順位 スコア 試合数 比率 順位 スコア 試合数 比率
1 7-6 7 2.0% 5 1-0 5 1.4%
2 6-5 6 1.7% 7 4-3 4 1.1%
2 5-4 6 1.7% 8 8-7 3 0.8%
2 2-1 6 1.7% 5通り 5 1.4%
5 3-2 5 1.4%   47 13.3%
 
  • 1999年度夏季大会2回戦・高知商業 30−0 高岡高校(30点差)

 

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