試合展開のパターンに関する考察

試合展開毎の比率を算出して、降順に並べた一覧表を作成してみました。
■プチ考察など
一番多い試合展開というのは、「先取点を取ってそのまま逃げ切る」パターンいわゆる「先行逃げ切り型」のようです。その比率たるや、なんと約50%。得失点差も5.4と一番大きく、先取点の大切さが改めて浮き彫りになった形です。2位は「先制されたものの逆転勝ち」、3位は「先制したものの同点に追いつかれ、その後逆転」、4位は「先制されたものの同点に追いつき、その後逆転」というパターン。これら1位から4位までの4つのパターンの試合展開の比率は、約80%。大半の試合が、これらのパターンに属するということになります。とはいうものの、この検証では追加点という局面変動を割愛しているので、先制して勝った試合のほとんどが快勝だったとは言い切れません。初回に大量点を入れて先制したものの、その後猛反撃を食らい、終わってみれば1点差の辛勝というケースもあるわけですから。「ミクロ的に検証すれば、思考の迷路に入り結論出せず」ということで、今回はマクロ的な検証をしてみました。

 

順位 試合展開 局面数 試合数 比率 総得点 総失点 平均スコア 点差
1 先制 1 93 48.4 671 172 7.2-1.8 5.4
2 被先制・逆転 2 22 11.5 141 68 6.4-3.1 3.3
3 先制・被同点・逆転 3 20 10.4 108 53 5.4-2.7 2.7
4 被先制・同点・逆転 3 19 9.9 99 47 5.2-2.5 2.7
5 先制・被逆転・逆転 3 5 2.6 30 18 6.0-3.6 2.4
  被先制・逆転・被同点・逆転 4 5 2.6 25 17 5.0-3.4 2.4
6 被先制・同点・被逆転・同点・逆転 5 4 2.1 21 17 5.3-4.3 2.0
7 先制・被同点・逆転・被同点・逆転 5 3 1.6 21 11 7.0-3.7 3.3
  被先制・逆転・被逆転・逆転 4 3 1.6 26 13 8.7-4.3 4.4
8 先制・被同点・逆転・被同点・逆転・被逆転・逆転 7 2 1.0 19 14 9.5-7.0 2.5
  被先制・逆転・被同点・被逆転・逆転 5 2 1.0 11 9 5.5-4.5 1.0
9 先制・被同点・逆転・被同点・被逆転・同点・逆転 7 1 - 7 3 7.0-3.0 4.0
  先制・被同点・逆転・被逆転・同点・被逆転・同点・逆転 8 1 - 8 7 8.0-7.0 1.0
  先制・被同点・逆転・被逆転・逆転 5 1 - 7 6 7.0-6.0 1.0
  先制・被同点・被逆転・同点・逆転 5 1 - 4 3 4.0-3.0 1.0
  先制・被同点・被逆転・同点・逆転・被同点・逆転 7 1 - 9 8 9.0-8.0 1.0
  先制・被同点・被逆転・逆転 4 1 - 12 3 12-3.0 9.0
  先制・被逆転・同点・逆転 4 1 - 5 4 5.0-4.0 1.0
  先制・被逆転・同点・逆転・被逆転・同点・逆転 7 1 - 7 6 7.0-6.0 1.0
  被先制・同点・逆転・被同点・逆転・被同点・逆転 7 1 - 10 5 10-5.0 5.0
  被先制・同点・逆転・被逆転・同点・逆転 6 1 - 6 4 6.0-4.0 2.0
  被先制・同点・逆転・被逆転・逆転 5 1 - 8 7 8.0-7.0 1.0
  被先制・同点・被逆転・同点・逆転・被同点・逆転・被同点・逆転 9 1 - 9 7 9.0-7.0 2.0
  被先制・同点・被逆転・逆転 4 1 - 8 6 8.0-6.0 2.0
  被先制・逆転・被同点・逆転・被同点・逆転 6 1 - 5 4 5.0-4.0 1.0
  - 192 100 1277 512 6.7-2.7 4.0

 

Back to Home