山口県編

山口の全試合(932)のスコア別試合数が分かります。右クリックの新しいウィンドウで開くと参照しやすいです。

 

1位に3−2、3位に2−1とロースコアの1点差ゲームがランクされています。山口の場合、比較的好試合が多いようです。また、コールド相当のスコアが3つであることも考え合わせると、上位校と下位校の差は相当あるものの、上位校と中位校の差は比較的小さいのではないでしょうか。言い換えれば、絶対的な力を持つチームがないと言うこともできるような気がします。毎年、夏の甲子園出場校が変わっているのでも分かるように、山口の高校野球界は戦国状態ですね。
因みに、全試合の平均スコアは「7.5−2.3」です。

 
順位 スコア 試合数 比率 順位 スコア 試合数 比率
1 3-2 46 4.9% 6 4-3 29 3.1%
2 7-0 44 4.7% 7 4-1 24 2.6%
3 2-1 40 4.3% 8 5-3 21 2.3%
4 8-1 36 3.9% 9 6-0 20 2.1%
5 10-0 31 3.3% 10 - - -%
 

完封試合率23.4%も平均的数値ですし、7−0・10−0のスコアが1・2位にランクされているのも他県と同じ傾向ですね。これといった特徴もないのですが、1−0のスコアの対戦カードをチェックしていて意外なことに気づきました。あのしぶとい岩国高校が0−1のスコアでは4戦全敗なのです。以下に対戦校を挙げておきます。
■0−1下松工業,久賀高校,光高校,柳井高校の4校です。いずれも手強い相手ですが、岩国高校といえど競り負けることがあるのですね。

 
順位 スコア 試合数 比率 順位 スコア 試合数 比率
1 7-0 44 4.7% 6 1-0 16 1.7%
2 10-0 31 3.3% 7 4-0 14 1.5%
3 6-0 20 2.1% 8 11-0 8 0.9%
4 8-0 19 2.0% 8 3-0 8 0.9%
5 9-0 17 1.8% 8 2-0 8 0.9%
11通り 33 3.5%   218 23.4%
 

1点差試合率21.5%は7県の中で一番高い数値です。これをチーム力が接近しているからととるか、ドングリの背比べ状態ととるかは判断の分かれるところです。スコアの内訳を見ると、比較的ロースコアが上位にランクされ、打撃戦と思われる7−6,8−7のスコアが下位にランクされています。私は山口県在住の者なので、実際に多くの試合を見ています。試合を見ての感じでは、「投手のレベルはそれほど高くはないけれども、打撃のレベルが投手のレベルを下回っている」のでロースコアの1点差試合が多いような気がします。これはあくまでも私の主観ですので、何の根拠もありません。

 
順位 スコア 試合数 比率 順位 スコア 試合数 比率
1 3-2 46 4.9% 6 1-0 16 1.7%
2 2-1 40 4.3% 7 7-6 11 1.2%
3 4-3 29 3.1% 8 8-7 7 0.8%
4 5-4 19 2.0% 4通り 14 1.5%
5 6-5 18 1.9%   200 21.5%
 
  • 2000年度会長大会1回戦・萩商業 36−0 徳佐高校(36点差)

 

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