香川の全試合（４３１）のスコア別試合数が分かります。右クリックの新しいウィンドウで開くと参照しやすいです。

同率１位に４−３，４−２，３−２といったロースコアーの僅差の試合がランクされているのは興味深いですね。６位にも同率で５−４、１−０の１点差のスコアがランクされています。同率４位の８−１，７−０の７回コールドゲームと思われるスコアが多いのはどこの県でも同じですが、香川県の場合、僅差の好試合と思われるスコアの比率が高いような気がします。このことは、検証その３．で検証されると思いますが。
因みに、全試合の平均スコアは「７．４−２．２」です。

完封試合率２４．１％という数字に対する評価は難しいところですが、高知の３２．３％が余りにも高すぎると思われるので、普通といったところでしょうか。１０位までのスコアを見ると、ワンサイドゲームと思われるスコアが大半ですが、１−０というスコアが２位にランクされているのは驚きです。野球界の用語で「スミ１」（初回に１点が入っただけというスコア）というのがありますが、１−０のスコアのうち「スミ１」に該当する試合は何試合あるのでしょうか。調べてみたいのですが、イニングスコアがないので残念ながら検証できませんでした。

１点差試合比率１９．５％は、鳥取１５．６％・高知１３．３％に比べると高いですね。２県に比べると「好試合が多い」と言えそうです。スコアをみても、ロースコアの投手戦と思われる試合が多いので、香川県は投手のレベルが高いのでしょうか。それとも、チーム力が接近している為接戦が多いのでしょうか。私は、実際の試合をほとんど見ていないので結論付けることはできませんが、データからはそう推測されますね。

• １９９８年度秋季大会１回戦・丸亀高校　２５−２　詫間電波（２３点差）