愛媛県編

愛媛の全試合(936)のスコア別試合数が分かります。右クリックの新しいウィンドウで開くと参照しやすいです。

 

ベスト10のスコアを見ていくと、3つに大別できるような気がします。7点差のスコア(4つ)、10点差のスコア(2つ)、1点差のスコア(4つ)の3種類です。さらに大別すれば、7点差以上のコールド相当のスコア(6つ)と1点差のスコア(4つ)の2種類に分けられるのは興味深いです。愛媛は丁半ばくちのように、大差のコールドか、僅差の好試合のどちらかという傾向があるみたいですね。多少乱暴な論法ですが・・・。
因みに、全試合の平均スコアは「8.9−2.6」です。

 
順位 スコア 試合数 比率 順位 スコア 試合数 比率
1 7-0 39 4.2% 5 3-2 23 2.5%
2 8-1 33 3.5% 7 11-1 21 2.2%
3 10-0 32 3.4% 7 5-4 21 2.2%
4 9-2 27 2.9% 9 10-3 19 2.0%
5 4-3 23 2.5% 10 6-5 18 1.9%
 

完封試合率21.9%は、高くもなく低くもない普通の数値だと思います。また、完封スコアの王様7−0,10−0がワンツーフィニッシュであることや1−0,2−0というロースコアの完封試合がベスト10の下位に付けているのも他県とほぼ同じ傾向です。このような分析では芸がないので、1−0のスコアの対戦カードを以下に挙げておきます。(前の高校の方が勝利校です)
■今治西−内子,宇和島東−八幡浜,松山商−松山東,西条−今治南,八幡浜−小田,松山工−帝京第五,帝京第五−八幡浜,大洲−宇和島南の計8試合です。興味深いのは、8試合のうち最多の3試合に八幡浜が絡んでいることでしょうか。

 
順位 スコア 試合数 比率 順位 スコア 試合数 比率
1 7-0 39 4.2% 5 6-0 11 1.2%
2 10-0 32 3.4% 7 12-0 9 1.0%
3 8-0 14 1.5% 8 16-0 8 0.9%
4 9-0 12 1.3% 8 2-0 8 0.9%
5 11-0 11 1.2% 8 1-0 8 0.9%
13通り 53 5.7%   205 21.9%
 

4−3,3−2というロースコアの試合が同率1位という結果になりました。6・7・8位のスコアが1点づつ増えていっているのは偶然だとは思いますが、とても面白いですね。下の表には載っていませんが、1点差スコアの最多得点試合は1998年度中予大会で中山高校が小田高校を19−18で下したものがあります。凄まじいスコアですね。一体、何本の安打が乱れ飛んだのか、何個のエラーが出たのか、試合時間はどれくらいだったのかと違った意味で好奇心をそそる試合です。ただひとつ確かなことは、この試合の主審をされた方が大変だったということですね。

 
順位 スコア 試合数 比率 順位 スコア 試合数 比率
1 4-3 23 2.5% 6 7-6 12 1.3%
1 3-2 23 2.5% 7 8-7 10 1.1%
3 5-4 21 2.2% 8 9-8 9 1.0%
4 6-5 18 1.9% 7通り 23 2.5%
5 2-1 15 1.6%   154 16.5%
 
  • 1999年度東予大会1回戦・今治北高 45−0 新居浜南(45点差)

 

Back to Home