くじ運についての4つの疑問

防徳地区編

いやぁ、なんですなぁ。くじとは不思議なもんですなぁ

〜参考データ〜

Data1:上位・中位・下位校別対戦データ表,Data2−全チーム対戦表

検証その1.くじ運のいい高校はあるのか−参照Data1Data2

上位校対戦比率(昇順)

論評

1.防府高校−0.21 岩柳地区の久賀高校の対戦比率0.08というような、くじ運に断然恵まれている高校というのはないようだ。ただ、注目すべきは、防府と華陵の対戦比率が0.02ptしか違わないのに、初戦突破率では防府0.929、華陵0.615と約0.3ptも差があること。これは、防府が毎年高いレベルのチーム作りが出来ている証拠か。逆に、華陵は年度によってチーム力に波があるのだろう。
2.華陵高校−0.23
3.徳山工業−0.25
3.徳山商業−0.25
5.徳山高専−0.31
   

検証その2.くじ運の悪い高校はあるのか−参照Data1Data2

上位校対戦比率(降順)

論評

1.徳山高校−0.60 上位校対戦比率をみれば、徳山高校がくじ運が悪いと言えるが、下位校対戦比率をみると、もっとくじ運の悪い高校がある。徳山0.40、桜ヶ丘0.17、防府商0.37、佐波0.10、という数字でも分かるように、桜ヶ丘と佐波の両校は下位校(同レベルのチーム)との対戦が極端に少ない。上位校との対戦が多く、同レベルのチームとの対戦が少ないのだから、初戦突破率も当然ながら低い。「くじ運が悪いから低迷するのか、実力不足だからくじ運が悪いのか」、まるで「鶏が先か卵が先か」と同様の堂々巡りしそうな命題だ。
2.桜ヶ丘高−0.50
3.防府商業−0.45
3佐波高校−0.45
5.南陽工・多々良−0.38
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検証その3.よく対戦する高校はあるのか−参照Data1Data2

対戦カード

論評

1.防府高校−桜ヶ丘高(3回) 対戦回数3回のカードが3つ。15大会で3回だから、5大会に1回対戦している勘定。対戦回数が4回であれば、よく当たるという印象をもつが、3回であれば判断するには微妙な回数。ただ、個人的な感想を言えば、多々良高−下松工業は強豪同士の激突という先入観と、実際の試合も接戦が多かったので、「よく当たるなぁ」という印象は、他の2カードよりは強かった。
1.多々良高−下松工業(3回)
1.華陵高校−徳山高専(3回)
4.南陽工−防府他多数(2回)
 
   

検証その4.強豪校対決(好カード)はどれぐらいあるのか−参照Data1Data2

強豪校最多対戦カード

論評

多々良高−下松工業(3回)

強豪校対決は、多々良高−下松工業の3試合が最多。戦績は2勝1敗で、下松工業が勝ち越している。上位校同士の対戦成績をチーム別にみると、南陽工・3勝2敗、防府・2勝1敗、多々良・3勝2敗、下松工・2勝2敗、華陵・1勝2敗と大きく勝ち越しているチームはない。年度によってチーム力に差があるとはいえ、防徳地区の上位校は実力が伯仲しているようだ。

強豪校対戦カード数

10試合

強豪校対戦カード比率

10/89試合;11.2%

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