山口編じゃ

山口の上位校の勝率は、最高でも岩国工業の0.593、最低でも早鞆の0.385と幅が狭く、7校が勝率5割台であることでも分かるように、飛びぬけて強いチームが存在しない。実際に、年度・大会毎に優勝校が猫の目のように変わる群雄割拠の戦国模様を呈している。こんな状況の中、岩国工業は上位校対戦最高勝率を上げているにもかかわらず、春・夏ともに甲子園出場がないのは、甲子園につながる秋季・夏季大会で、あともう一歩のところで敗退しているのだろう。この辺に豪快だが、勝負弱いチームカラーが出ているように思う。逆に、同市内にある岩国高校は、勝率は低いにもかかわらず、対象期間内に春3度・夏1度甲子園に出場している。99・00年度の秋季大会では県3位ながら、中国大会に出場して2年連続で選抜切符を獲得しているのでも分かるように、ここいちばんでの勝負強さとしぶとさがあることが分かる。奇しくも、岩国工業と岩国高校のチームカラーの差が結果にも現れているような気がする。

群雄割拠の戦国の様相!

ランク 高校名 南工 宇商 中工 豊浦 岩工 久賀 光高 岩国 西京 早鞆 勝-敗

勝率

ランク
1 南陽工業

***

3-3 2-1 1-1 0-2 1-1 2-0 1-1 2-2   12-11 0.522 4
2 宇部商業 3-3

***

2-1 1-0 2-1 0-1 1-0 0-1 4-3   13-10 0.565 2
3 下関中工 1-2 1-2

***

1-1 0-3 2-0   0-3 0-1 2-1 7-13 0.350 10
3 豊浦高校 1-1 0-1 1-1

***

0-2 1-1 2-1 0-1 1-1 3-0 9-9 0.500 5
5 岩国工業 2-0 1-2 3-0 2-0

***

2-1 2-6 3-0 0-1 1-1 16-11 0.593 1
5 久賀高校 1-1 1-0 0-2 1-1 1-2

***

0-1 4-0   0-1 8-8 0.500 5
7 光高校 0-2 0-1   1-2 6-2 1-0

***

1-1 0-1 1-1 10-10 0.500 5
7 岩国高校 1-1 1-0 3-0 1-0 0-3 0-4 1-1

***

1-2 1-0 9-11 0.450 8
9 西京高校 2-2 3-4 1-0 1-1 1-0   1-0 2-1

***

0-1 11-9 0.550 3
10 早鞆高校     1-2 0-3 1-1 1-0 1-1 0-1 1-0

***

5-8 0.385 9

 

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