愛媛など四国各県は、春季大会に選抜出場校が出場しない為、９７から００年度選抜出場回数の多い今西が勝利数の通算ランクでみれば２位になっているが、上位校対戦勝率では１位となっている。また、宇和島東との直接対決も４−２と勝ち越しており、真の実力校は今西であることことが証明された形だ。今西・宇和島東の勝率０．７９２・０．７７３は他校を大きく引き離している。愛媛の高校野球の現状は、今治西と宇和島東の２強時代であると言うことができる。他の特徴としては、新田は通算ランク６位にもかかわらず、上位校対戦勝率が０．０７７と極端に低いこと。下位校には滅法強く、上位校にはまったく歯が立たないという風に解釈していいのだろうか。